継続力が問われる世界へ
みなさまこんばんは。中小企業診断士髙島でございます。
私は自分の本でも繰り返しお伝えしていますが、「継続」に勝る再現性のある成功方法はないと思っています。
これはめちゃくちゃ簡単なロジックですが、いくら才能を持っていたとしても、ギターを始めて1週間と、ギター歴10年の凡人では、凡人が圧勝します。
積み重ねていけば、スキルは蓄積されていきます。
特に現代においては、この継続というスキルが重要度を増していると私は考えています。
時代の速度がどんどん早くなっていくため、スピードで勝負するのは得策とは言えません。
最新情報をいち早く集めて、先行者利益を取るというのが、近年までの勝ち筋でした。
しかし、この賞味期限がめちゃくちゃ短くなってきています。
例えば、私はこの1年間、結構な数のAIセミナーをやってきました。
昔であれば、最新情報をまとめてセミナーにしていけば少なくとも1年間くらいはそのコンテンツでセミナーができました。
それこそ数年前ブログの作り方、SNS発信の仕方などは数年持った記憶があります。
一方ChatGPTについてのセミナーなどは、もう1~2か月前の資料では使い物になりません。多少のアップデートというレベルではなく、完全に作り直さねばならなくなりました。
このスピード感についていこうと思うと、どんどん難しくなるし、効率性もよいとは言えません。
この超高速で進む情報化社会でどうやって存在感を出していけばよいか。
そこは継続力しかないと思っています。
スピードとは真逆に行くわけです。
でも継続したってあっという間に陳腐化してしまうのではないか?
AIが発展すれば、英語の勉強も意味がなくなるかもしれないし、絵を描く技術なども意味なくなるじゃないか
私も一時期そう思いました。しかし継続していくことでしか獲得できないものがあります。それが「信用」です。
めちゃくちゃ元も子もない話をしてしまいますが、
伝統芸能ってどう思いますか?
正直これだけ娯楽の選択肢がある現代です。娯楽の選択肢が少なかった時代に生まれた芸能よりも、今の芸能の方が勝っていると考えてもよいわけです。
しかし熱烈なファンがいます。
それは「歴史」があるからという部分も大きいと思います。
演者が長年の鍛錬を続け身に着けた芸という部分も大きいと思います。
おそらく、本物と見まごうような映像をAIで生成しても、「そういうことではない」という突っ込みが絶対入ります。
おそらくこれが信用であり、意味なのではないかと思っています。
意味については、こちらをご覧ください。