昭和的な働き方
みなさんこんばんは。中小企業診断士の高島です。
現在どのように努力すれば、成功に近づくのかということを研究しているのですが(というか大きな意味ではこの9年間ずっとこの研究をしている)
そうすると、日本が強かった時代を作った経営者の話に行きつきます。
この偉大な経営者たちがお話されていることをまとめると
- とにかく行動
- 最初からうまくいかない。何度も繰り返す
- 真摯な気持ちが相手を動かす
といったところに集約されます。つまりめちゃくちゃ真面目にハードワークしよう!という昭和的な働き方になります。
もちろんその時代を生きた人たちだから当然といえば当然ですが、令和の今でも「あんまり働かずに大成功した」という人の方が稀です。
ホリエモンとかの自伝でも、最近のはともかくライブドア事件前夜の頃の働き方は常軌を逸するようなハードワークですし、
ベンチャー企業とかを見ていてもめちゃくちゃハードワークです。
当たり前と言えば、当たり前ですが、働き方改革よりも、ハードワークの方が成功はしやすいようです。
でも、「精神論」については別だろう、そんな風に思っていたのですが、これもどうやら違うようです。
理不尽に耐えてきた経験がある方が、逆境に強い
これは皆さんも経験則上理解できると思います。
体育会系で育った方の方が、ストレスに対する耐性が高いです。
「あの頃のしごきに比べたら全然楽」
私自身運動部だったので、これは、体感としてあります。
つまり、快適な環境で過ごせば過ごすほど、人間は弱くなるのではないか?という考え方です。
これも経験があります。
ワーキングホリデーでニュージーランドに住んでいた時
私は、4名の相部屋で自分のパーソナルスペースは2段ベットの1つのみ。
しかも周りはルームメイトというわけではなく、その日限りの宿泊者なので身元がわかりません。
全財産を体に括り付けて、ギターとリュックはベットにチェーンで巻いてました。
朝早くから、宿の清掃として働いて、宿代をタダにしてもらい、夜は深夜までレストランで皿洗いをしてバイト代を稼いでいました。
休みは月に1回あるかないか、生活費は月5,000円で、宿屋に置いていかれた食糧(旅人が残していったやつ)や、レストランでの賄いでほとんど食いつないでいました。
日本に帰ってきたとき、「なんてすばらしい生活なんだ」と感じたことを覚えています。
暴論かもしれませんが、働き方改革や、ホワイト化を推進した結果、日本は弱くなったのかもしれません。
もちろん、経済成長がすべての正義だとは思いません。
家庭の時間を大切にする、というのももちろん大切です。というか私は、お金よりもこちらを優先しています。
しかしながら、私も独立してから軌道に乗るまでは、ほとんど休みがなく、年間10日間くらいしか休みがないハードワークを経て、軌道に乗るに至りました。
この昭和的な働き方と、家庭や人生としての幸せ
これが両立できるハイブリット昭和ワークの方法を模索していきたいと感じました。