『最短距離より、確実な一歩を』〜不器用な私が見つけた、創業期の情報発信術〜


情報発信は平等なスタートではない。

情報発信をしているのに、全く伸びません
同じ時期に始めた〇〇さんはどんどん伸びているのに
これもよく頂くご質問です。

あまり言いたくはないですが、私なりの答えに辿り着いたのでお伝えしていきます。
それは、

情報発信は平等なスタートではない

ということです。

わかりやすく例えるならば、入学初日の教室みたいなものです。
一軍グループ(なんかひがみが見え隠れしますが)は、特に何か特別な行動をとったわけではないのに、教室内に影響力を広げていきます。
そして他のクラスの一軍グループとも交流を広め学年内での影響力を広げていきます。
このような人がSNSの世界でも存在します。
すると、あの人の発信と自分の発信、大して違わないのに、、、
となります。

認めるしかないですが、世の中は、何を発信するかよりも誰が発信するか、の方がめちゃくちゃデカいです。
ちょいちょい話題に出ますが、私は長いこと音楽をやってきました。
音楽のようなアートの世界ではこの傾向が顕著です。
アーティストにも様々な種類があって、その中には完コピバンドというジャンルがあります。
わかりやすいイメージだとそっくりさんですね。
このジャンルでは、本物よりも遥かに演奏技術が高いバンドもいます。
じゃあこのバンドが本物より集客できるかと言われれば全く別の話です。
昔フジロックで、モリッシーがドタキャンして、その埋め合わせにコピーバンドのチャーミングマンが出たのは伝説です。
私たちは立ち尽くすしかなかったです。大急ぎで別のステージのベルセバを見に行った記憶があります。
何がいいたいかというと、内容を真似ても、というか上回っても影響力のある人になれるわけでは無いと言うことです。残酷。
じゃあ私のような、一件もメールが来てないのに、ずっと教室の片隅でガラケーを見るフリでやり過ごしていた人間はどうすれば良いでしょうか。
その解決策こそ、交流です。

群衆にかたりかけるのではなく、一人の相手と交流する。

群衆にむけてではなく、一人の相手に
遠隔からでなく、接近戦で交流していきます。
私と同じように、友達ができるか不安そうにしている友達に

あ、あの俺〇〇中出身なんだけど君は?

と話しかけるイメージです。

相手が、話しかけてくんなという態度でなければ会話が始まります。
ここで一応の二人組ができれば、次はよりイージーに声かけができます。
よ、よかったらウチらと一緒にお昼食べない?
これで少しずつグループができます。
教室でしたらこれで終わりですが、SNSという学校は大きさが全然違います。
別に一軍グループじゃなくても、フォロワー数1,000名とかなら普通にあり得ます。
インターネットってスマホやパソコンを通して見るからつい忘れがちですが、その向こうにいるのは人です。
コミュニケーションの手段がリアルや手紙、電話からデジタルに変わっただけです。
ではだれに声をかけるか。
まずは、1.で検討したとおり、同じことに興味がある層でよいと思います。
SNS集客の本では、ビジネスでSNSをやるなら見込み顧客になりそうな人じゃなければ意味がないという内容も多いです。
それはその通りなんですけど、それは恋愛に置き換えると、異性どころか同性にすら話しかけるのに慣れてない状態で、お付き合いに発展しそうな独身異性に声をかけなさい、というくらいの高いハードルです。私ならそんなモテ人生を歩んだであろう著者が書いた本はそっと閉じます。
まずは慣れること。このスタンスがめちゃくちゃ大切です。
成功者が書くノウハウ本は確かに役に立ちます。
多くの試行錯誤で、失敗も重ねながら、正解のルートを見つけだし、そのルートを教えてくださるので、確かに最短で成功できそうです。
ルートが正しいのと、そのルートを歩ける経験値やスキルがあるのとは全く別の問題です。
免許とって初めて車のハンドルを握った方に、ディズニー行くなら首都高でいくと早いよって言うようなものです。
免許とって長くても埼玉県民の私には首都高は恐怖です。
SNSでは交流するを意識してみましょう。
そして気がつくはずです。
あれ?別に交流はリアルでしたほうが早く無い?

素晴らしいです。これが営業活動の第一歩です。


そして見込み顧客に声をかける

リアルの交流についてはまた次の機会にするとして、SNSの交流に慣れてきたら、次はいよいよ見込み顧客=読者になりそうな人と交流して行きましょう。
あなたが書いた文章が役に立つ相手と交流していきます。
前回までのブログの例なら、ギター初心者の方ということになります。
この方々と交流していきます。
ここで注意しなくてはいけないのは、上から目線は絶対にダメです。
先ほどの教室を思い出してください。
いきなり
お、もしかしてサッカー部入るの?
俺、県の選抜に選ばれたことあってさ
とこられたらめちゃくちゃうざいです。
聞いてないわ!となります。
普通に、
何部入るの?
くらいから入り、一緒の部活に入り、だいぶ仲良くなった段階で、話すのが理想です。
SNSの例でも、
自分もギター好きです!フォローさせていただきました!
と入っていきましょう。
まずは時間をかけて交流して行きましょう
ここまでが、情報発信に慣れ、情報発信の型を覚え、情報発信を見てもらうというお話です。この記事は皆さんにアフィリエイターになって頂くことが目的ではありません。
ここまでの取り組みを元に、自分の強みを探して頂くのが目的です。
次回はそんな話をします

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