独立起業、それちょっと待った②
皆様こんにちは。 埼玉の中小企業診断士 高島です。
今日は大学で講義を行ってきました。なかなか経営をイメージするのは、学生には難しいと思いますが頑張ります。
さて、今日も独立起業、それちょっと待ったについて、考えていきます。
④ 人脈作りは十分ですか?
独立すると、人脈は命綱となります。
独立した瞬間、あなたは世間からプロであるとみなされます。
まだ独立したばかりだから、このクオリティでも仕方ないよね。
ということは、120%ありません。
自分のやったことない分野、あまり詳しくない領域、そんな仕事は山ほど来ます。
受けないという選択肢ももちろんあります。しかし、中々それはできない。どんな仕事でもやはり取りたいという気持ちになります。
その時、相談できる人がいるかいないか。
また、差し当たりの営業先は、実は同業者であるという可能性もあります。
同業者の友達、先輩は必須ですし、仕入れ先の確保も重要です。
独立すると忙しさは、尋常ではありません。暇な場合、それはそれでかなりマズイ状況です。
人脈作り、チームの目処は独立前にある程度は、目処をつけましょう。
⑤情報発信を始める
これは私の成功例ですが、概ね独立一年前から情報発信を始めましょう。
情報発信もトレーニングが必要です。いきなり上手くは情報発信などできるわけがありません。
お店オープン365日前!なんてスタートが切れるといいですね。
まず言えるのが、ホームページにしても、ブログにしても「育てる」というイメージを持って下さい。
RPGに、似ています。
レベル1の段階では、全然PVが上がりません。
武器はうっていますが、経験値はうっていません。買えません。
一年前から始めれば、オープン時には月間10000PVくらいからスタートできます。これはかなり有利です。
強くてニューゲーム状態です。
⑥ ダメだった時のことも考えておく。
独立は、失敗することもあります。
当たり前です。
もちろん失敗を恐れては何もできません。
それでも考えておくことは必要です。
さらに撤退する条件も検討しましょう。
どうなったら、撤退なのか、そこを検討して置かないとと悩んだときに決められません。
確かに赤字だが、我慢する局面なのか。
いや、最低撤退ラインは割っていないし、上昇の兆しもある。なのか
赤字額は少ないが、このままでは資金ショート確実だから、一時撤退なのか。
そういう判断が必要です。
もしダメなら〇〇で食いつなげばいい。
これがあるのとないのでは、全く精神の安定度が変わって来ますよ。