起業をしたけれどうまくいかない方の特徴③ 計画がない
皆様こんばんは。高島です。
さて、起業をしたけれどうまくいかない方の特徴③ 計画がない
について考えてみましょう。
皆様計画作りって好きですか?
はい。ほとんどの方が「めんどくさい」と考えられると思います。私もそうです。夏休みの宿題の計画とか試験勉強の計画作りとかとても苦手でした。
しかし、学生やサラリーマンはある種「強制的に」計画を作らされます。
振り返ってみてどうでしょうか。計画を作っているのといないのとでは、明らかに違いが発生してきます。
よく資格試験とかで「独学」難しいというのは、「学習計画」を自分で作らなくてはならず、ついついさぼってしまって進まないというのも大きな原因の一つです。
では、具体的に計画がないとなぜまずいのかを考えてみましょう。
① 具体的に何をしたら良いのかわからない。
計画が無いということは、どこに進んでいけばいいのかわかりません。
例えばみなさん「何となくチラシを作る」っていうことはありませんよね。
チラシを作るからには「売上アップ」をしたいわけです。
しかし、いくら売上アップをしたいのかを把握していないと、どのような内容で、何部チラシを作っていいのかを「なんとなく」考えるしかありません。
一方、売上を100万円上げたいという「目標」と3か月でという「計画」があれば
売上を100万円上げたい→そのためには、顧客を1000人集めなくてはならない→大体チラシの効果は1%あればよい方→ということは10万枚のチラシが必要→これは現実的ではない。→とりあえずチラシは5000部刷る
→1%として50人集客できる。この顧客の口コミで「3人」つれて来てもらう→150人この顧客の口コミでさらに2名連れてきてもらう→都合450人→この顧客が3回リピートしてもらう→そのためには。。。
などなど具体的に何をしたらよいかのアイデアが出てきます。
② 突然資金がショートする。
毎日忙しい皆様、こんだけ働いているのだから今月は売上いくぞー
なんて思っていたら「入金」は来月。家賃の支払いどーしよー
考えただけでぞっとしますね。
これはキャッシュフロー経営ともつながるのですが、計画がないと「今月いくらの売上が必要なのか」が見えてきません。そしてどのようなビジネスでもサラリーマンではない以上、忙しい=儲かる ではありません。
この商売を続けるには、客単価いくらで、何人の顧客が必要で、それを何時間で裁くか。
この観点がないと、必ずといっていいほど資金がショートします。
③ 味方が増えない
計画がないということは、「ビジョンがない」または「ビジョンを説明できない」という状態です。
例えば、「世の中から貧困をなくしたい」
素晴らしいですが、これは願望です。
「いいね!どうやってやるつもり?」と必ず聞かれます。
そうではなく、企業にスポンサーになってもらう。そのためには10万人規模が毎日閲覧するメディアを作る
という具体性があり、それを実現するためのアクションプランがあるからこそ、応援してくれる味方が増えるわけです。
何かの参考になれば幸いです。