売れる仕組みの基本を学ぶセミナー(超ネタバレ)
みなさんこんばんは。中小企業診断士の髙島でございます。
人生で一番営業した10月のおかげで、今てんてこ舞いです。うれしい悲鳴ですが、悲鳴は出てしまいますね。
1月はほぼ完売、セミナーも3件という状況で、やっぱり行動すれば、変化はあるのだということがよくわかりました。
現在は2025年の売上を作るために奔走しております。体調が不安ですが、節制、栄養、筋トレで乗り切っていきたいと思います。
前回は、新規事業の組み立てを行いましたが、今回は、第1回目の内容について深く検討していきたいと思います。
思いっきりネタバレです。ただ志向の整理として書いていきます。
第1回:売れる仕組みの基本を学ぼう
目標
- 「売れる仕組み」の全体像を理解する。
- なぜ人は商品を買うのか、なぜ売れない商品があるのかを考え、自分のビジネスに当てはめて考え始める。
導入部分:人が商品を買う理由を考える(5分)
1. 問いかけで考えていただくきっかけを作ります。
受講者の皆様に問いかけ、「買う理由」「買わない理由」について意識していただきます。
- 問いかけ例:
- 「皆さんが最近買った商品やサービスを思い出してください。なぜそれを買いましたか?」
- 「反対に、最近買わなかった商品やサービスは何ですか?なぜ買わなかったと思いますか?」
この問いかけで受講者の皆様に「買う理由」「買わない理由」を意識していただきます。
2. 人が商品を買う2つの大きな理由 (5分)
具体例を交えながら、商品を買う2つの理由を解説します。
- (1) 「欲しい」から買う
- 商品を買う動機のひとつは、「欲しい」「憧れる」「楽しみたい」など感情に基づくものです。
- 具体例:
- 日用品:おしゃれなデザインの水筒。「便利」だけでなく、「カバンの中にこれがあると気分が上がる」と感じたから買う。
- 業種別例:
- 美容サロン:リラックスしたい、特別な気分を味わいたいから予約する。
- 飲食店:美味しそうな写真を見て、「この料理を食べてみたい!」と感じた。
- (2) 「必要」だから買う
- もうひとつの理由は、「生活に必要」「課題を解決したい」「困っている状況を改善したい」といった理性的な動機です。
- 具体例:
- 日用品:洗剤やトイレットペーパー。「無いと困る」から買う。
- 業種別例:
- 修理サービス:水道が壊れて困っているから修理を依頼する。
- ビジネスコンサル:売上が伸び悩んでいる経営者が、「問題を解決するため」に依頼する。
3. 商品が売れるための条件「信用残高と不安」 (5分)
「信用残高」と「不安」の概念を説明します。詳しくはこちらのブログを参照ください
- (1) 信用残高とは
- 商品やブランドへの信頼の蓄積のこと。
- 信用残高が高いと、お客様は「安心して購入できる」と感じる。
- (2) 不安とは
- お客様が商品やサービスを購入する際に感じるリスクや疑問。
- 「これって本当に自分に必要?」「この商品は信頼できる?」という心理的不安。
- (3) 売れる商品が満たしている条件
- 「信用残高 ≧ 不安」 のときに商品が売れる。
- 信用残高が高ければ、不安を乗り越えて商品を購入する可能性が高くなる。
4. 業種ごとの「買う理由」「買わない理由」を考えるワーク(3分)
講義を聞いた後、自分のビジネスに当てはめて考えていただきます。
- ワーク内容:
- 自分のビジネスで、「お客様が買ってくれる理由」を1つ書き出す。
- 例:「時短になる」「価格が手頃」「安心して利用できる」など。
- 自分の商品が「買われない理由」として考えられる点を1つ挙げる。
- 例:「ターゲットが広すぎる」「価値の伝え方が足りない」など。
- 自分のビジネスで、「お客様が買ってくれる理由」を1つ書き出す。
このワークを通じて、受講者は「売れるために必要な要素」を自分ごととして捉えていただくことを目指します。
5. 不安を減らす具体的な方法 (3分)
受講者の皆様に「不安を減らす方法」を考えていただきます。
- 不安を減らすには?
- 商品・サービスの価値をわかりやすく伝える。
- 「この商品はあなたの○○を解決します!」と明確に説明する。
- 実績や口コミを見せる。
- 他のお客様の声を示すことで信頼感を高める。
- お試しサービスや保証をつける。
- 失敗してもリスクがないと感じさせる。
- 商品・サービスの価値をわかりやすく伝える。
6. 業種別具体例で理解を深める (4分)
ここでは受講者のビジネスに近い例を挙げ、信用残高と不安の関係をより理解していただきます。
- 飲食店:
- 信用残高:地元で長く営業している、口コミが高評価。
- 不安:新しいメニューが口に合うか、値段に見合うか。
- 解決策:試食会や期間限定割引で不安を軽減。
- 美容サロン:
- 信用残高:技術力の高さ、リピート率の実績。
- 不安:初めての施術で「思った通りの仕上がりになるか」。
- 解決策:施術後のビフォーアフター写真を見せる。
- フリーランスのサービス:
- 信用残高:過去のクライアントの声、実績(ポートフォリオ)。
- 不安:費用対効果が見合うか、納品物が期待通りか。
- 解決策:無料相談やお試しプランの提供。
7. ワークで自分のビジネスに当てはめる(3分)
講義の最後に、自分のビジネスについて考える時間を設けます。
- ワーク内容:
- 自分の商品やサービスの「信用残高」を高めるための具体的な方法を1つ考える。
- 例:SNSで実績をアピールする、口コミを増やす。
- 自分の商品やサービスに対して「お客様が抱く不安」を1つ挙げる。
- 例:価格が高い、使い方が難しそう。
- 自分の商品やサービスの「信用残高」を高めるための具体的な方法を1つ考える。
うん。30分で詰め詰めです。これは一度スライドを作ってみてリハーサルをした上での調整が必要ですね。
とにかく少しずつでも進めていきます。よろしくお願いいたします。