2025年ブログはどうなるのか
みなさまこんばんは。中小企業診断士高島です
最近毎日ブログを更新しているわけですが、今日は2025年以降ブログはどうなっていくのかを考えてみたいと思います。
今回はめちゃくちや私見です。データに基づくものとかでは一切ございません。
「私の感想」です。ご了承くださいませ。
雑記ブログの時代になる
ブログは、大きく分けて、一つのテーマに絞りこんだ特化ブログと、テーマを絞らずさまざまな記事を書いていく雑記ブログがあります
特化ブログと雑記ブログは、ブログ運営のスタイルや目的に応じた違いがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
1. 特化ブログ
特定のテーマやジャンルに絞って記事を書くブログのことです。
特徴
• テーマの統一性:一つのジャンルに絞るため、専門性が高く、読者に対して「この分野ならこのブログ」と思わせることができる。
• 読者ターゲットが明確:特定の分野に興味を持つ人々を集めやすい。
• SEOに有利:テーマが一貫していると、検索エンジンに専門的なブログと認識されやすい。
• 収益化に収益化に強い:ジャンルに特化した広告やアフィリエイトが選びやすく、高い成約率が期待できる。
2. 雑記ブログ
特定のテーマに縛られず、興味のあることを幅広く取り扱うブログのことです。
特徴
• テーマが多岐にわたる:ジャンルを問わず、自分の興味や経験に基づいた内容を自由に投稿。
• ターゲット層が広い:特定の読者層に限らず、多くの人に読まれる可能性がある。
• 執筆の自由度が高い:好きなことを書くスタイルなので、運営者にとって負担が少ない。
検索行動の変化で特化ブログは難易度が上がる
従来においては、ビジネスでやるなら特化ブログの方が有利とされてきました。SEO上有利であることと、アフィリエイトとの相性が良かったからです。
しかしそれは、問題を解決するために、Googleで検索をかけるという前提があります。
2025年は、調べものがあれば、Gensparkを始めとした最新情報と網羅性に強いAIで検索をかけるというのがもっと一般化してくると予測されます。
そうすると、「問題解決」を売りにしている特化ブログは、AIからも参照されるほどの一流ブログ以外、ほとんど見られないという恐れがあります。
もちろんすべての検索が検索エンジンから、AI検索に移行するかというと、まだ時間はかかると思いますが、いわゆる「指名検索」以外は、どんどんAIに代わっていくと考えられます。
※指名検索とは、インターネット検索エンジン(Googleなど)で特定の企業名やブランド名、サービス名、個人名などを直接検索することを指します。例えば、「○○株式会社」や「○○カフェ」、「○○美容室」など、特定の名前で検索する行為が該当します。
ここでも「意味=好き」が重要になる
最近この結論になってばかりですが、今後情報発信については、「何を」発信するかよりも、「誰が」発信するかのほうにより重心が移っていくということになります。
ブログのSNS化ですね。
「この人の発信を追いかけたい」と感じていただくには、ストーリーを伝えていくしかありません。そうなると雑記ブログの方が、熱意を伝えやすくなると思います。
もちろん特化ブログにおいても、「ギターが好きすぎるみのるのギターレビュー」とかで、ギターに熱意が感じる!のようなものは生き残る可能性がありますが。
どちらにしても、記事の「質」は、「情報力」よりも「好きと思われること」へシフトしていくと思います。
もう一度ブログが見直される世界線も
そして、面白いことに、20年前はむしろ雑記ブログがめちゃくちゃ隆盛を誇っていました。
エンタメ記事、ストーリー性あふれる記事、泣ける記事など。今はYouTubeやTikTokに流れてしまったトレンドが沢山ありました。
もちろん動画の方が伝えられる情報は多いです。それでも、小説にも根強いファンがいるように、「文字」だからこそ伝わる熱量もあると考えています。
動画コンテンツ全盛の時代に、もう一度文字コンテンツであるブログが見直される世界線が来るように感じています。