【起業の第一歩】発信を始める前に知っておきたい『量をこなす』ための仕組みづくり
まず、人に知ってもらえなければ始まらない
まずは、売るという技術を身につけていきましょうというお話を前回しました。
しかし、ここで99%の方が脱落します。
商品を紹介するためのブログやSNSを立ち上げる。
ここまでは、誰でもできます。もちろん、実行に移せただけでもすごいです。
話はそれますが「まずはこれから始めるべきですよ」とお伝えしても、実行に移す方は1割もいません。
誰でもできることと、誰もが実行することは全く別物です。
ぜひ皆さまには行動に移していただきたいです。
話を戻します。
ブログ、SNSを立ち上げ、この商品いいよ!と文章を書くだけでは、まず売れません。
まず、売れるとか売れないの前に誰にも文章を見てもらえません。
皆さまも、できたばかりのブログやSNSの文書をわざわざ探して読むなんてあまりないですよね。
できたばかりのブログでは、全く検索に引っかかりませんし、作ったばかりのSNSアカウントがおすすめに出てくるというのも考えにくいです。
ここでだいたい相談者の皆さまは呆然としてしまいます。
創業塾やセミナー時に呆然とするならまだいいのですが、これが開業した後だと、絶望感に包まれます。
やっちゃった!全然お客さんが来ない!!という状況になるわけです。
ではどうすれば見に来てくれる人を集めるか、ぜひ少し考えてみてください。
よろしいでしょうか?
次の手順になります。
- 1.徹底的に量をこなす
- 2.質を上げていく
- 3.交流し、見てもらう
- 1~3を繰り返す。になります。
今回は1.についてお話ししていきます。
1.徹底的に量をこなす。
こんな感じで文章を構成して、さらに訴求ポイントはこうで、そして、YouTubeなど信用を構築できるチャネルに接続して
とか、いきなりできるわけないです。
もちろん、闇雲にやるより、勉強してからやる方がいいに決まっていますが、
勉強だけしてやらないよりも、勉強しないでもまずやる方が結果がでます。
行動量×効率なので、そもそも行動量がゼロでは、いくら効率を上げても結果はゼロです。
マーケティングは知識ではなく、技術です。
どれだけ、教本やビデオを見続けても、練習しなくてはギターは弾けるようになりません。
まずは、下手でも弾き続けていると少しずつ上達します。
もちろん初めからプロのコーチをつけて練習した方が早く上達しますが、挫折する可能性も高まります。まずは、とにかく書いてみましょう。
少なくとも10記事、可能ならば30記事位書いてみましょう。ここまでくると文章を書くことに抵抗がなくなってきます。
ちなみに私がブログを始めたころは、100記事神話というものがあり、ブログを100記事書くと、変化が現れる(全く同じことがYouTubeの初期にも言われていました)と信じられていました。
科学的根拠は一切ないですが、ある意味真理です。わたしも100記事書いたあたりから、読者が増え始めました。
というわけで書いてください。
とお伝えしても、正直書けないと思います。
人間はとにかく無駄が嫌いです。
成果が100%保証されてるならともかく、量をこなしたらうまくなるかもねー、うまくなったら読んでもらえるかもねー、読んでもらえたら買ってもらえるかもねーと、
効果が確実ではないものを続けるのはめちゃくちゃ難しいです。
やらない理由はいくらでもあげられます。
「ブログなんてオワコン」って誰かが言ってた。
そんなことよりYouTubeだ、いやYouTubeも古い!次にくるのはー
など、今からやろうとしている手を止める声はたくさんきます。
意思の力で、乗り越えるのは並大抵ではありません。
仕組み作りが必要です。
一番良いのは仲間づくり
仕組みとして、最も有効なのは仲間作りです。
同じ志を持つ仲間と、一緒に進んでいくのは、何より楽しいし、また続けられないとみんなに迷惑がかかるという環境だと、続けられます。
簡単に言うと部活のイメージです。
仲間を見つける方法はいくつかありますが、一番簡単なのはSNSで、#ブロガーと繋がりたい などのハッシュタグで探してみることです。
またオンラインサロンなども探してみると良いかと思います。
ただし注意点があります。
ネットの世界では初心者は標的にされやすいということです。
SNSのプロフィールで、「ブログ始めました!初心者です!」と名乗っていると、
「すごいブログの師匠がいるから紹介するよ!」
とか
「すぐにアクセスが上がる秘密のコミュニティがあるよ!」
のようなお誘いが高確率できます。
99.9%残念な結果になるので、基本スルーしましょう。
このフェーズで大切なのは、習慣をつけること、試行錯誤をすることです。
続けるために仲間が必要なのであって、それ以上でもそれ以下でもないです。
家族に宣言する
仲間とかちょっと、、、というのであれば、家族に発信をすることを宣言しましょう。
そしてポイントは、ペナルティとご褒美を作ることです。
ペナルティとしては、ちょっと嫌だけど、まぁ笑ってできるレベル、週2回投稿できなかったら家族全員にスタバをおごる
ご褒美は、6カ月続けられたら、みんなでディズニーランドに泊まりで行く
みたいな感じですね。
うちは子供が、小さいのでこの宣言をした場合、できなかったら、泣き叫ばれるし、パパ大嫌いと言われることは請け合いです。
こうなると絶対にやらなくてはならないという強制力が強まります。
自分で自分を管理をすること
自分で自分を管理をするのは、実は簡単な事ではありません。
ただ、創業、起業、独立をしたら、これが一番必要な力です。
人間は楽な方に流れます。
例えば皆さまが、今朝6時に起きて、7時に家を出て、8時に会社に出勤して、夜20時に帰宅して、23時に就寝しているとしましょう。
そうなると、独立すれば、家を出る7時から、帰宅する20時まで仕事ができる。1時間休憩しても12時間ある。これだけ仕事すれば成功する!
と、割と多くの人が考えます。
しかし、これができる人は1割もいません。
会社や上司の監視がなければ、少しずつだらけていきます。
体育会系の方なら、「監督、今日来ないらしいよ」というワードのワクワク感と、その後の練習のだらけ方をイメージできると思います。
私のお客様でも、もう十分成功なさって、事業も順調なのに、
「年に数回高島さんに合わないとだらけるから」
という理由で、定期的にご相談にいらっしゃる方もおられます。
今回は、徹底的に量をこなすこと、そしてそのための仕組みづくりをお伝えしました。
次回は、質を考えていきます。