流行るラーメン屋の共通点
皆様こんばんは。埼玉の中小企業診断士 高島です。
さて、本日は、「流行るラーメン屋の共通点」です。
皆様ラーメン好きですか?
私は大好きです。初めていく街だと、ついついラーメン屋を探してしまいます。
さて、このラーメンブームですが、もはやブームというには長すぎて一般化したと言えますね。
流行り廃りのスピードがマッハのこの業界ですが、流行るラーメン店というのは大概共通点があります。
今はFC化が凄まじい勢いで進み、見た目の差はほとんどなくなりました。
独自に店舗出したいという方でも、ラーメン店の内装や外観にコンサルタントを入れていることも要因でしょう。
ですので、見た目ではもはや差はつきません。
一昔前ならば、木目調で清潔感のあるラーメン店であれば「おっ!専門店っぽい」と思ってもらえた可能性もありますが。。。
では、味はどうでしょうか。
ここでは美味しいとかという漠然としたものではなく、「濃い」「あっさり」という意味です。
濃厚であればあるほどあるほどよいという風潮もおちつき、多様化が始まっています。べジポタなんかも流行っているので、ここでも差がつきません。
価格は?
激安店を除けば大抵、650円~900円前後が主流でしょう。
そもそもラーメンを食べに行く時100円くらいの違いは大した問題ではありません。
では結論はなんでしょうか。。。
「ぶれないこと」
これに尽きます。
ラーメンって当然ですが、スープが命です。開店直後と、昼時と、閉店間際では、スープの仕上がりが異なってくるんですよね。
初めて来店したのが、開店直後で「うまいっ!」と感じても、
よしこれはリピートしよう!と思って、次行ったのが閉店間際だった場合「あれ?」
となるわけです。
そうなると次はありません。
ラーメン好きな人って浮気性というか、しょっちゅう美味しいラーメンを探している人が多いです。というか私がそうです。
いかにベストな状態のラーメンを出し続けることができるのか。
これがある種カギになってくると思います。
流行っているラーメン店は、ここが独自の工夫(レシピ・いいか悪いか別にして、セントラルキッチン)で再現度が高いように感じます。
安定度があるからもしかしたら、職人が追い求めるような「奇跡の一杯」は出ないかもしれない。
それでも、失敗したくない時、どうしてもあの店にいってしまう。
あるいは、あの味がまたどうしても食べたいと思ってしまう。
ここがポイントのような気がします。
そしてこれは飲食店に限らず他のどんなサービス業でも同じことが言えます。
前回行ったときはいい髪形にしてくれた美容室
抜群に疲れが取れたマッサージ店
期待にこたえ続けるのはとても難しいです。ですが、それをやることこそ求められていることなのかもしれませんね。