オンラインスクールなど教育系コンテンツ成功の王道
コロナ以降、オンラインスクール、オンラインセミナーなどが普及したことに伴い、オンラインを活用した教育ビジネスが多くなってきました。
爆発的な利益を出す方がいる一方、全く売上が立たない、もしくは広告宣伝費の方がはるかにかかってしまい赤字であるという声も多くあります。
今までの支援の実績、そして私自身がオンラインでのセミナーなどを行ってきた経験を元に、オンラインスクールなど教育系コンテンツ成功の王道をお伝えします。
教育ビジネスの公式
これは、オンラインに限らず、教育系コンテンツ(コーチ・コンサル・セミナーなど)全般に言えることですが、以下の公式が成り立ちます。
講師に対する信用残高≧コンテンツに対する不安のとき、コンテンツが販売できる。ということです。
信用残高とは、もともと株式投資の用語ですが、現在では、「相手に対して持っている信用のポイント」と思っていただけるとよいと思います。
例えば、高校生をターゲットとした予備校講師の場合
「定期テストで、先生の予想問題がピタッとはまった」
「先生の解説で、ずっと苦手だった科目が得意になった」
のような形です。
この人は私が持つ「悩み」を解決してくれる
そう思われると、信用残高が上がります。
また、「人柄」も信用ポイント向上につながります。
「自分の損得よりも、相手のメリットを優先できる」
「自分のメリットのために、嘘をついたり、だましたりしない」
となると、「この人の話は信用できる」というポイントがたまります。
一方で、新しいコンテンツは誰にとっても不安です。
「広告ではよさそうなこと書いてあるけど、この価格に見合う価値があるのだろうか」
と考えます。
しかし、この不安を上回るほど信用ポイントがたまっていれば、
「あの人のいうことなら嘘はない。また今までもあの人の教える内容は素晴らしかったし、きっとこれも素晴らしい品質なはず」
と考えてもらえます。
もちろん、いくら信用ポイントを高めていても、価格が100万円とか1,000万円となれば、コンテンツに対する不安が高まりますので、売るのは難しくなります。
逆に価格が100円とかになれば、新しいコンテンツに対する不安の度合いは低くなりますので、信用残高が少ない状態でも売れる可能性が出てきます。
信用残高を高める
では、信用残高を高めていくにはどうすればいいでしょうか。これは徹底的な情報発信しかありません。いくら素晴らしい活動を行っていても、素晴らしい人柄であっても、あなたのことを相手が知らないのでは、信用ポイントをあげることなどできないからです。
では、何を発信すれば、信用残高を高めることができるかというと、それがいわゆる「ギブ」になります。
ギブとは、見返りを求めずに相手が欲しがることを与えていきます。
通常見返りをもとめずに何かを自分のためにしてくれることなど、「家族」か「仲間」、「友達」しかありえません。だからこそ、このような相手には、「家族」や「仲間」、「友達」のような感覚を覚えることになります。
もちろん世の中すべての人に有効なことを探すなど不可能ですので、ターゲットを絞り込む必要があります。
ギブの例については、こちらをご覧ください
どのように信用残高を高めるかについては、またの機会に検討しますが、まずは、信用残高を高めることを行っていくことが重要になります。
次回は、「コンテンツに対する不安を下げる」方法を考えていきます。
ありがとうございました。