カテゴリー
未分類

使わなければもったいない!国の施策をご存じですか?

皆様おはようございます。埼玉の中小企業診断士 高島でございます。

今日はすがすがしい春の陽気ですね。

さて、本日のテーマは国の施策についてです。

国の施策というと、「補助金」とか「助成金」とか「優遇税制」というのが頭に浮かびやすいですね。

しかし、国の施策は当然それだけではありません。

既に起業されている方、会社の経営をされている方に是非知っていただきたいのが、

「ミラサポ」という制度です。https://www.mirasapo.jp/

なんと、「専門家を3回まで無料で使える」という驚きの制度です。

私もこの専門家として登録されております。つまり無料でコンサルティングが3回受けられるということです。

コンサルタントを選ぶ基準として、最も大切なことは「相性」です。

コンサルタントは現在「コーチ」として捉えられるのが一般的になりつつあります。

人によっては、「スパルタ」がいい、「優しいコーチ」がいい、尊敬できる師匠タイプがいい、マンツーマンなインストラクタータイプがいい、など人それぞれです。

しかしながら、納得がいくまでいろんなコンサルタントを試す、というのはとても費用がかかります。

「初回相談無料」を掲げているコンサルタントは多いですが、その場合ヒアリングに過ぎず、どのようなコンサルティングスタイルかまでは、なかなか判断が付きません。

ですので、この施策を使うことで、自分に合うのか、合わないのかが明確に判断できます。

もちろん3回とはいえ、お試しパックのようなコンサルティングではなく、顧問契約さながらのコンサルティングを受けることができますので、使わない手はありません。

私自身も、こちらの施策からお使いになられて、今もおつきあいのあるクライアント様がとても多いです。

実際にコンサルティングを受けてみないと、ご自身としてその価格が適正かどうかの判断が難しいと思います。

大抵コンサルタントの顧問契約って5万円~15万円/月くらいが相場です。

目安としては、アルバイトを一人雇って作業を行ってもらうのと、コンサルティングで経営の右腕になってもらうの、どちらがお得かを受けたコンサルティングから判断するのがよろしいかと思います。

今のように書くと、そりゃ経営の右腕になってもらう方が、なんかお得な感じがするけど。。。

とお感じになられると思いますが、実際に経験してみて、ご自身にとってどの程度価値があるのか、いくら払う価値があるのかを判断されるのが、最も良いと思います。

そして、一つ考えていただきたいのは、こういった施策は税金で賄われているわけです。

国も税金を垂れ流しているわけではありません。

やる気のある会社を応援して、彼らが例えば利益が100万円上がれば、余裕で税金で回収できる。と計算しているわけです。

補助金も助成金も実は同じ考え方なのですが、国はわざわざ電話をかけてきて、「これ使いませんか?」と打診はしてきません。

なぜなら財源は限られているわけです。意識の高い会社から優先してバックアップする。これが現在の中小企業への施策の中心です。

であるならば、これを使わない手はないと思います。少なくとも、このブログをご覧の皆様は、ご自身のビジネスを向上したいとお考えの方ばかりですから。

税金を払わないという選択肢はない以上、集められた税金の使い道を有効活用する。

これはとても大切なことだと思います。

 

ミラサポは、専門家を指名できます。私を指名してくださったらとてもうれしいですが、是非ご自身の経営課題にぴったりの専門家をお選びください。

ちなみに私が得意としているのは、

・従業員5名以下の企業、特にスタートアップ期の事業計画策定

・低予算でもできる商品企画

・情報発信・プロモーション

もちろんこれ以外のコンサルティングも実績は多数ございますが、これ以外の場合、私よりももっと適任の先生がいらっしゃると思います。是非、ミラサポのサイトをご覧ください。

カテゴリー
未分類

独立起業、それちょっと待った②

皆様こんにちは。 埼玉の中小企業診断士 高島です。

今日は大学で講義を行ってきました。なかなか経営をイメージするのは、学生には難しいと思いますが頑張ります。

 

さて、今日も独立起業、それちょっと待ったについて、考えていきます。

 

④ 人脈作りは十分ですか?

独立すると、人脈は命綱となります。

独立した瞬間、あなたは世間からプロであるとみなされます。

まだ独立したばかりだから、このクオリティでも仕方ないよね。

ということは、120%ありません。

自分のやったことない分野、あまり詳しくない領域、そんな仕事は山ほど来ます。

受けないという選択肢ももちろんあります。しかし、中々それはできない。どんな仕事でもやはり取りたいという気持ちになります。

その時、相談できる人がいるかいないか。

また、差し当たりの営業先は、実は同業者であるという可能性もあります。

同業者の友達、先輩は必須ですし、仕入れ先の確保も重要です。

独立すると忙しさは、尋常ではありません。暇な場合、それはそれでかなりマズイ状況です。

人脈作り、チームの目処は独立前にある程度は、目処をつけましょう。

⑤情報発信を始める

これは私の成功例ですが、概ね独立一年前から情報発信を始めましょう。

情報発信もトレーニングが必要です。いきなり上手くは情報発信などできるわけがありません。

お店オープン365日前!なんてスタートが切れるといいですね。

まず言えるのが、ホームページにしても、ブログにしても「育てる」というイメージを持って下さい。

RPGに、似ています。

レベル1の段階では、全然PVが上がりません。

武器はうっていますが、経験値はうっていません。買えません。

一年前から始めれば、オープン時には月間10000PVくらいからスタートできます。これはかなり有利です。

強くてニューゲーム状態です。

⑥  ダメだった時のことも考えておく。

独立は、失敗することもあります。

当たり前です。

もちろん失敗を恐れては何もできません。

それでも考えておくことは必要です。

さらに撤退する条件も検討しましょう。

どうなったら、撤退なのか、そこを検討して置かないとと悩んだときに決められません。

確かに赤字だが、我慢する局面なのか。

いや、最低撤退ラインは割っていないし、上昇の兆しもある。なのか

赤字額は少ないが、このままでは資金ショート確実だから、一時撤退なのか。

そういう判断が必要です。

もしダメなら〇〇で食いつなげばいい。

これがあるのとないのでは、全く精神の安定度が変わって来ますよ。

 

 

 

 

カテゴリー
未分類

流行るラーメン屋の共通点

皆様こんばんは。埼玉の中小企業診断士 高島です。
さて、本日は、「流行るラーメン屋の共通点」です。

皆様ラーメン好きですか?

私は大好きです。初めていく街だと、ついついラーメン屋を探してしまいます。

さて、このラーメンブームですが、もはやブームというには長すぎて一般化したと言えますね。

流行り廃りのスピードがマッハのこの業界ですが、流行るラーメン店というのは大概共通点があります。

今はFC化が凄まじい勢いで進み、見た目の差はほとんどなくなりました。

独自に店舗出したいという方でも、ラーメン店の内装や外観にコンサルタントを入れていることも要因でしょう。

ですので、見た目ではもはや差はつきません。

一昔前ならば、木目調で清潔感のあるラーメン店であれば「おっ!専門店っぽい」と思ってもらえた可能性もありますが。。。

では、味はどうでしょうか。

ここでは美味しいとかという漠然としたものではなく、「濃い」「あっさり」という意味です。

濃厚であればあるほどあるほどよいという風潮もおちつき、多様化が始まっています。べジポタなんかも流行っているので、ここでも差がつきません。

価格は?

激安店を除けば大抵、650円~900円前後が主流でしょう。

そもそもラーメンを食べに行く時100円くらいの違いは大した問題ではありません。

 

では結論はなんでしょうか。。。

 

「ぶれないこと」

 

これに尽きます。

ラーメンって当然ですが、スープが命です。開店直後と、昼時と、閉店間際では、スープの仕上がりが異なってくるんですよね。

初めて来店したのが、開店直後で「うまいっ!」と感じても、

よしこれはリピートしよう!と思って、次行ったのが閉店間際だった場合「あれ?」

となるわけです。

そうなると次はありません。

ラーメン好きな人って浮気性というか、しょっちゅう美味しいラーメンを探している人が多いです。というか私がそうです。

いかにベストな状態のラーメンを出し続けることができるのか。

これがある種カギになってくると思います。

流行っているラーメン店は、ここが独自の工夫(レシピ・いいか悪いか別にして、セントラルキッチン)で再現度が高いように感じます。

安定度があるからもしかしたら、職人が追い求めるような「奇跡の一杯」は出ないかもしれない。

それでも、失敗したくない時、どうしてもあの店にいってしまう。

あるいは、あの味がまたどうしても食べたいと思ってしまう。

ここがポイントのような気がします。

そしてこれは飲食店に限らず他のどんなサービス業でも同じことが言えます。

前回行ったときはいい髪形にしてくれた美容室

抜群に疲れが取れたマッサージ店

期待にこたえ続けるのはとても難しいです。ですが、それをやることこそ求められていることなのかもしれませんね。

カテゴリー
未分類

そもそも「営業」したくないんですけど

皆様こんにちは。
埼玉の中小企業診断士 高島 です。

そもそも「営業」したくないんですけど

こういったご相談を受けることが多くあります。
実際には、大体3回目くらいのセッションで信頼関係ができ始めた時に多く言われます。

恐らく、「営業をしたくない」という本音を言ってしまうと、やる気がないと私が感じてしまうのを恐れての事だと思います。

結論から言って、営業にいいイメージを持っている方は稀です。
それはサラリーマン時代の影響でしょうか。
さらに言えば、一回も営業をしたことが無いので「イメージがわかないし、なんだか怖い」

これが本音かと思います。

人にお願いすることが嫌で「士業」になったという方も実際にお会いしたことがあります。

お願いされる立場になりたい。わかります。

こっちから仕事くださいというのではなく、

「あなたにお願いしたくてご連絡しました」

言われたいですね。

であるならば、言われるような仕組みを作りましょう。

経営に正解はありません。そして、皆様はサラリーマンではないわけです。

嫌なことをしなくても、結果が出れば、全てオーライです。

実際にそのルートもあります。大変おこがましいですが、私もそのルートでのお仕事もたくさんいただいております。

「いや、資格があるからだろ!」

と言われそうですが、おっしゃる通りです。

しかし、今の時代資格だけで、仕事が来るほど甘い時代ではありません。

では、どうすればいいか。

「仕事を紹介してくれるところと組む」

または

「あなたにしかできない分野を作る」

のどちらかです。前者の最たるものはサラリーマンだったりするわけですが、それではあんまりなので、

「あなたにしかできない分野を作る」

これに絞り込んで考えてみましょう。

これを見つけ出すのはとても難しいですが、正直見方を変えればとても考え方はシンプルです。

ニッチなところを探しつくす。

これです。

例えば、スゥエーデンのサーミ語のウーメ方言

これを話すことができるのは、推定で世界に10人しかいないそうです。

この言葉をマスターすれば、この言語の翻訳が必要な場合、かなり高い確率でお願いが来ます。

どうでしょうか。そう。需要がなさそうですね。これではお願いが来る前に廃業してしまう確率大です。

では、「英語」はどうでしょう。マーケットはでかいがこれでは厳しい。ライバルが多すぎて競争が激しいです。

ではねらい目は、なにか。

これを掴むことが、経営の第一歩です。

最も良いのはご自身が最も好きなものは何か?を追求することです。

私はミュージシャン時代、「電源すらない環境でもちゃんとステージをこなすことができる」

といった強みでガンガン仕事を取ったことがあります。

これは正直、できるミュージシャンは多かったはずです。しかしそれを分かりやすく発信したのが当時その地域では私しかいなかった。

一般の方は、楽器のことを良く知りません。

詳しい方からしたら当たり前のことですが、一般の人が知らないこと。

これがヒントになるかもしれません。

カテゴリー
未分類

フリーランス 売上が上がらない時期の過ごし方③

皆様こんばんは。
埼玉の中小企業診断士 高島です。

さて、本日はいかに「営業を行うか」です。

営業って聞くだけでげんなりされる方多いと思います。

「営業」=つらい、断られる、嫌がられる

というイメージが大きいのではないでしょうか。

これについては、私の専門分野の一つですので、今日の記事だけでは、とても語りつくせません。

ですので、考え方だけに絞ってお伝えしていきたいと思います。

まず一番にお伝えしたいのは、

営業の効果が出るまでには時間がかかる

ということです。

どのくらいの期間が必要かは、正直業種により異なってきます。

それこそその場で受注が決まるようなものもあるでしょう。

ちなみに私の場合、平均2ヶ月半かかります。

これを覚えておいていただけると、営業に対する気持ちが全然変わってきます。

一発で受注を得ようとするから苦しいのです。

まず、貴方の商品を

① 必要な人

② 必要になる可能性がある人

③ 必要ない人

④ 聞く耳を持たない人

がいます。

当然ですが、攻略の簡単なのは、①です。

これは、条件さえあえば即日で受注に至ってしまうことすらあり得ます。

しかし、このような顧客は多くありません。千に一つもあればいい方でしょう。

大抵は②~④に該当し、さらにその大半は③~④となります。

私は、②に的を絞りました。飛び込み営業が私の基本ですが、飛び込んだ段階で③~④の顧客に当てはまると判断すれば、

「お忙しいのに、大変申し訳ございませんでした」

と、謝り次は行かないと決めます。

これだけです。

もちろん高度なテクニックを使えば、③~④の顧客を攻略することも可能ですが、我々はフリーランスです。

大企業ではありません。全員を顧客にする必要はありません。単価にもよりますが、常時案件を5件程度を回していれば十分生活はできるレベルになるでしょう。

つまり、営業入門編は「③~④」を判別するために回っているんだ、と考えることです。

売り込もうとするからつらくなります。

一ヶ月も営業を頑張っていると、②に該当する顧客に出会えますし、(たまに本当にラッキーパンチで①の顧客に出会えることもあります。)さらにコツもわかってきます。

そして、②の顧客にもすぐには売り込まない。

顧客のどんな困りごとを解決できて、その結果どんなメリットがあるか

これだけを伝えられれば十分です。

また、飛び込み営業といっても別にピンポンを鳴らして回るのが飛び込み営業ではありません。

様々な方法があります。

一番簡単かつ効率を上げる方法は「友達をつくること」です。

営業ではなく友達をつくる。

こう考えると、いろんなアイデアが出てきます。

商工会の青年部の活動を頑張る、地域のお祭りの実行委員会に手を挙げる、面白そうなボランティアに参加してみる、会合に参加してみる。

などなどです。余談ですが、私が一度もピンポンを鳴らすことなく半年間で集めた名刺の数は500枚を楽に超えています。

この中から、①~②に該当する方にアクセスしていけばいいわけです。

いやいや、自分は社交性に自信がないし。。。という方もいらっしゃるかもしれません。

次回は、そんな場合を考えてみたいと思います。

カテゴリー
未分類

フリーランス 売上が上がらない時期の過ごし方②

皆様こんにちは。埼玉の中小企業診断士 高島です。

さて、昨日からの続きで、

商品をどう磨くか

について考えていきたいと思います。

技を磨くというと、少年誌ではなぜか山に籠ります。あるいは、なんか時空が違う部屋に籠ります

これは、強くなる過程を描くのを省略するのに、とても便利です。

読者も、「何をどう頑張ったかわからんけど、なんかすごい努力をして強くなったんだろう。」と考えてくれます。

しかし、現実は違います。

ラーメン職人が、美味しいラーメンを作るには、店に出続ける必要があります。

でないと、顧客の求めるものと関係ない方向に全力疾走してしまう可能性があります。

商品作る→提供する→評価される→さらに評価を上げるように努力する→商品を作る

この工程が必要なのは間違いないですね。

いやだからそもそも発注がないんだって声が聞こえて来そうです。

そこで私は何をやったか。

エクスチェンジです。

駆け出しのフリーランスの周りには、やはり駆け出しのフリーランスの方がいらっしゃいます。

そこで、経営のコンサルティングを行う変わりに、ワードプレスでこのページを作ってもらいました。

彼は、アフィリエイターです。駆け出しアフィリエイターで当然資金はない。でも、今後のことを考え資金調達をどうしようか考えていました。

これは、二人ともwinです。

私は、資金調達のコンサルティングを行うという実績を

彼は、webページ制作の実績を

お互い手に入れました。しかもタダではないです。無料でやって実績をつくるでもいいのですが、それではなかなか責任感が産まれません。

余談ですが、彼はアフィリエイターとして現在軌道に乗り始め、もうすぐ大台に乗る予定です。

他にも、どうせバイトするなら、バイト先のホームページを作る、チラシをデザインする、メニューをデザインする、店内BGMを制作する、研修講師をする、などなど実績を作るにはいろんなことができます。

そして、可能な限り粘り強く交渉します。

その点から大手チェーンでのバイトよりも、個人経営のお店などでバイトするのが良いと思います。

もし、カフェでバイトするデザイナーなら、堂々と「カフェのチラシ、ホームページ、メニューをデザインした実績があります」と自身のホームページや名刺に記載できます。

これもタダでやらないことがポイントです。安くても良いと思います。

なんなら、「2時間で家でこれつくるので、2時間分の時給ください。」

くらいの交渉は必要です。

これをやらないと営業力が全く身に尽きません。

私も、本当に駆け出しの頃、一日がっつり、それもマンツーマンで研修するんで1万円くださいと、知り合いの企業に交渉したことがあります。

準備も含めたら、時給300円くらいだったと思います。

しかし、今でもおつきあいがありますし、練り上げた結果、今では単価はその数倍にもなりました。

しかも「顧客の紹介」というおまけまでついてきました。

しかし、これは本当にはじめの一歩

明日は、「フリーランスが営業ってどうやるんだ」について考えてみたいと思います。

カテゴリー
未分類

youtuberの過熱について

おはようございます。高島です。

今朝ニュースを見ていたら、youtuberの犯罪映像アップ問題が取り上げられていました。

ここ最近多いですね。

これは、実は企業の中では積極的に行おうとしている教育訓練の結論と同じものになります。

現在の研修においては、「成功体験の蓄積」と「共有」はメインストリームであると言えます。

営業活動等で、「うまくいった経験」があると、より仕事が楽しくなり、好循環が生まれます。

工夫した→結果が出た→うれしい→もっと工夫してみよう→結果が出た→うれしい

の好循環ですね。

そして「もっと工夫してみよう」の根底にあるのは、最初にうまくいった行動のバージョンアップが基本となります。

例えば、提案の際同じプレゼンテーション資料を使いまわすのではなく、顧客によってカスタマイズしてみたらうまくいった!

なのであれば、より顧客情報を分析して、最適な提案ができるよう資料をブラッシュアップします。

あるいは、業務改善なのであれば、「朝一番に今日のやることを書き出したら効率が上がった」なのであれば、「一週間の予定が俯瞰できるようアウトプット」してみよう、「個人だけじゃなくて、チーム全体で行ってみよう」などです。

そして、その結果を喜んでくれる人(上司や顧客など)が多くなればなるほど、期待が大きくなればなるほど、その工夫は大きくなっていきます。

もうお分かりの通り、昨今のyoutubeの問題はこの流れをまんま周到しているわけです。

少し過激なことをやってみた。(例:牛丼特盛を3杯頼んで全部残す)

閲覧数が上がった。

うれしい

もっと過激なことをやる。(例:高級すし店に行って3万円分頼んで全部残す)

閲覧数が上がった

うれしい。

コメント欄には、「アップ主さんのアウトローには感動」と書かれていきます。

 

こうなってくると、もはや「牛丼レベル」に戻ることはできません。

期待を裏切りたくない。

そして行動はエスカレートしていきます。

支持してくれる人がいると「自分は正しいこと」「意味のある事」「価値のある事」をしていると自己実現感が出てきます。

もちろん本当に社会に貢献できることであれば、素晴らしいことです。

しかし、上記の例でいくと「過激なこと=みんなが喜ぶこと」「みんながやらないこと=価値があること」と思考がすり替わっていきます。

結果、犯罪行為にまで行ってしまうわけです。

本日のニュースでも、「動画アップ後、犯罪性に気づいた」と容疑者が語っていました。

これが、保身の為なのか本心なのかはわかりませんが、

一つ言えることは

「みんなが喜んでくれているのだからこれくらいは許せされるだろう」

という考えや

「それでも自分を支持してくれる人がいる」

という想いがあったと思います。

何が言いたいかというと、我々コンサルタントもこのような危険性をはらんでいるということです。

我々コンサルタントが顧客からがっかりされるケースの第一位は

「そんなの知ってるよ。もっと画期的なアイデアないの?」

と言われることです。

しかし経営は基本がないと、それはただのギャンブルになってしまいます。

顧客の期待に応えたいがために、一発逆転のアイデアばかり提案してしまわないよう気を付ける必要があると感じました。

カテゴリー
未分類

香港のマーケットについて 「観光」

皆様こんにちは。高島です。

先日お仕事で2週間ほど香港へ行かせていただきました。

香港というと、夜景がきれい、高層ビル群などをイメージされるかと思われますが、このアイキャッチ画像が香港のビーチです。

まるでハワイかのような風景ですね。

実は、この場所、いわゆる香港といえば夜景!と表現されると場所から車で30分ほどのところにあります。

つまり、大都会とリゾートがものすごい近い距離にあるわけです。

これは、例えば2泊3日という短い旅程を組んでも「都会でショッピング、グルメ、リゾート地でバカンス」この二つが同時にかなえることができるということになります。

観光をこれから伸ばしていきたい日本からすると、とても大きなライバルになること必至です。

というか現在、香港の方が圧倒的に観光客が多いのですが。

また言語といったところでも、「どこでも」というわけにはいきませんが、英語が日本に比べて通じます。イギリス領だったというのもありますが、標識に関しても英語表記が必ずありますので、欧米人や東南アジア人からすると心理的障壁は低いと考えられます。

いやいや日本には「食」や「文化」がある!と言いたいところですが、香港の日本食のクオリティは本当に高いです。

いわゆる海外にある「なんちゃって日本食」とは比較になりません。値段こそ1.5倍しますが、日本の味を完全に再現しています。

アジア最大のカジノ マカオもフェリーで1時間圏内、台湾も飛行機で1時間、中国大陸も目と鼻の先。

「アジア旅行」の拠点となるに、ふさわしい点が様々あります。

今回の視察で、様々な調査を行いましたが、「観光」という切り口で考えると、まだまだ日本は不便なのだなという気持ちは拭い去れません。

これがとても悔しかったです。

今国会ではIR法案の論議がなされていますが、今からの参入でマカオを超えられると本気で考えているのでしょうか。

日本に来る旅行客のほとんどがアジア圏の皆様です。彼らからすれば日本にまでカジノを目的で行かなくてはいけないのかという理由がありません。もっと近くにマカオがある。しかもマカオは「買った場合の消費する場」も様々な形で準備してあります。どのような場所かは是非ネットで調べてみてください。

中国の規制で、マカオのカジノ収益も今、下火になりつつあります。

それなのになぜこのタイミングなのかが理解できません。

まずもって、日本を「リゾート地」にしようと考えるのは、日本の強みをかなり活かしきれないと思います。

海外の方の人気スポット第一位は宮島、第二位は原爆ドーム、第三位は松本城です。

どう考えても、複合型リゾート施設と相性がよいと思えません。

普通の企業であれば、強みをいかして、売上をあげるというのが定石なはずです。

それなのに、なぜ「夜消費の場が無いから」、という弱みを補てんしようとするのか、(私は正直そうは思いません。)その背景にはどんなことがあるのか、調べてみたいと思いました。

 

 

 

 

カテゴリー
未分類

セミナーを開催いたします。

皆様こんにちは。高島です。

今回は、カフェで気軽にセミナーをということで、12月14日に埼玉県の宮代町でセミナーをやらせていただくことになりました。

お申し込みはFacebookから

https://www.facebook.com/events/714958495320520/

今回の内容は、計画の作り方の基礎です。

計画を作りましょうね。と割と多くの起業向けの本に書いてあるのですが、なかなかどう作ってよいのか分からなかったり、そもそもなぜ作るのかが理解されていないことがあります。

 

もちろん計画を作るということはとても意味があります。

例えば、「潜在意識」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

潜在意識というとスピリチュアルなイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、私はこれを「習慣と同じですよ」とご説明させていただいております。

 

例えば、小さなころから家に帰ったらうがい手洗いをすることが習慣になっている方の場合、家に帰ってきてうがい手洗いをしないことはとても違和感を感じると思います。

また、日本人はほぼ「毎日お風呂に入ること」が習慣化されていますから、お風呂に入らないということが精神的にもすっきりしないということがあるでしょう。

一方、売上アップ、営業成績向上というのを毎日刷り込まれても習慣化は難しいと思います。

これはなぜか。「売上アップ」「営業成績向上」というのは結果であって行動ではないからです。

では、「売上30万円」という具体的数字で思い浮かべたらいかがでしょうか。これでもまだ足りません。やはり結果でしかないからです。

「売上30万円を達成するにはどうするか、毎日アイデアを練り、実行する」これは行動です。

考えるということも行動ですし、実行するのはもう行動そのものです。

このように、漠然とした願望から、実行に移し、効果を出すには、「来月いくら稼がなくてはいけなくて、何をしなくてはならないのか」ということを考えることが必要になるわけです。

 

ではそれをどうやるのか。それをお伝えできるセミナーにしたいと思っています。

90分+個別質問の約2時間ですが、なるべく皆様には手を動かしていただき、翌日から使えるノウハウをお持ち返っていただければと考えております。

 

勿論当日売り込み等は一切いたしません。是非ご参加ください。

 

カテゴリー
未分類

起業をしたけれどうまくいかない方の特徴③ 計画がない

皆様こんばんは。高島です。

さて、起業をしたけれどうまくいかない方の特徴③ 計画がない

について考えてみましょう。

皆様計画作りって好きですか?

はい。ほとんどの方が「めんどくさい」と考えられると思います。私もそうです。夏休みの宿題の計画とか試験勉強の計画作りとかとても苦手でした。

しかし、学生やサラリーマンはある種「強制的に」計画を作らされます。

振り返ってみてどうでしょうか。計画を作っているのといないのとでは、明らかに違いが発生してきます。

よく資格試験とかで「独学」難しいというのは、「学習計画」を自分で作らなくてはならず、ついついさぼってしまって進まないというのも大きな原因の一つです。

では、具体的に計画がないとなぜまずいのかを考えてみましょう。

 

① 具体的に何をしたら良いのかわからない。

計画が無いということは、どこに進んでいけばいいのかわかりません。

例えばみなさん「何となくチラシを作る」っていうことはありませんよね。

チラシを作るからには「売上アップ」をしたいわけです。

しかし、いくら売上アップをしたいのかを把握していないと、どのような内容で、何部チラシを作っていいのかを「なんとなく」考えるしかありません。

 

一方、売上を100万円上げたいという「目標」と3か月でという「計画」があれば

売上を100万円上げたい→そのためには、顧客を1000人集めなくてはならない→大体チラシの効果は1%あればよい方→ということは10万枚のチラシが必要→これは現実的ではない。→とりあえずチラシは5000部刷る

→1%として50人集客できる。この顧客の口コミで「3人」つれて来てもらう→150人この顧客の口コミでさらに2名連れてきてもらう→都合450人→この顧客が3回リピートしてもらう→そのためには。。。

などなど具体的に何をしたらよいかのアイデアが出てきます。

 

② 突然資金がショートする。

毎日忙しい皆様、こんだけ働いているのだから今月は売上いくぞー

なんて思っていたら「入金」は来月。家賃の支払いどーしよー

考えただけでぞっとしますね。

これはキャッシュフロー経営ともつながるのですが、計画がないと「今月いくらの売上が必要なのか」が見えてきません。そしてどのようなビジネスでもサラリーマンではない以上、忙しい=儲かる ではありません。

 この商売を続けるには、客単価いくらで、何人の顧客が必要で、それを何時間で裁くか。

この観点がないと、必ずといっていいほど資金がショートします。

 

③ 味方が増えない

計画がないということは、「ビジョンがない」または「ビジョンを説明できない」という状態です。

例えば、「世の中から貧困をなくしたい」

素晴らしいですが、これは願望です。

「いいね!どうやってやるつもり?」と必ず聞かれます。

そうではなく、企業にスポンサーになってもらう。そのためには10万人規模が毎日閲覧するメディアを作る

という具体性があり、それを実現するためのアクションプランがあるからこそ、応援してくれる味方が増えるわけです。

 

何かの参考になれば幸いです。