実績も経験もない時の営業方法 フリーランスが何とか生きていく方法#4

フリーランスが何とか生きていく方法

本日は営業の話をします。

ここまで、フリーランスが何とか生きていく心構えの話をしてきました

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ここからは、実際にどのようにマーケティング活動をしていくのかについてお話していきます。

フリーランスが何とか生きていくために必要なのはこの3つです。

① 顧客から求められるサービス・商品を提供できる

② 顧客を集める

③ 続けられるメンタルをもつ

の②顧客を集めるお話について、になります。

1.「フリーランスが何とか生きていく方法」としての営業方法

まず、ここでお話したいのは、「フリーランスが何とか生きていく方法」としての営業方法です。

年間売上500万円前後を目指すという前提となります。

その上で結論から言ってしまうと、フリーランスが何とか生きていくための営業活動は

「仲良い人を増やす・信用力を高める」

この二つに全力投球となります。

差別化やUSP(ユニークセリングプロポジション)とか、専門とか、そういうものよりも何よりも「仲良い人を増やす」ことの方が、圧倒的に優先順位が上となります。

例えば、皆さんがホームページを作りたいとします。

そしてあなたの家族でホームページを作れる方がいるとします。

ほとんどの場合、まずご家族に相談されると思います。

よほどご家族と不仲でもない限り、家族に相談する前に、いきなりネットでホームページを作れる人を探すということは少ないと思います。

それはなぜか?

「信用」があるからです

2.信用をためる

あなたのお父さま、お母様、お兄様、お姉様が

「へっへっへっこれはいい鴨がきたぞーー、ぼったくってやるぜ」

という状況にはならないと思います。(可能性ゼロではないですが。。。)

ホームページの品質はまぁ分からないにしても、「安心して相談できる」というポイントが非常に高いわけです。

もちろん「家族になろうよ」というのは無理がありますが、

家族>親友>友達>知人

の順に安心感は高まると思います。

つまり知人・友達ポジションになることがまず大切ですね。

1,000万円以上売り上げていこうと考えると、もちろん知人・友人以外にも顧客を見つけていく必要がありますので、差別化やUSP(ユニークセリングプロポジション)とか、専門とかが必要になりますが

必要売上が少ないのであれば、まずは友達・知人からの受注だけでも十分狙っていけます。

もちろん

「仲はいいけど、仕事は任せられんなー」

という状況もあります。

なので、仲良くなると同時に信用をためていく必要があります。

そのために必要なのが「人間力」です

3.人間力を高める

人間力というと、人格とか人間性とかお感じになるかもしれませんが、内面から変われということではありません

「信用」される人はどういう人か

ということを考えていただければいいと思います

時間を守る

約束を守る

嘘をつかない

という安心感 これは最低限必要になります。

その上で、さらに信用をためていくには何が必要か

「ギブ」です。

4.ギブとは

ギブ

はい。宗教っぽいですよね。

搾取側が、搾取しやすいようにそういうストーリーを作ったんですよね

って昔は私も思っていました。

しかし違いました。

単純に昔を思い出してください

小学生の時、あなたは教科書を忘れてしまいました

困っていると、隣の子が

「一緒にみよ!」

って教科書を見せてくれたら、うれしいですよね。下手したら好きになってしまいますよね

なんかアメでももってたらあげたくなりますよね

これが、となりの方が

「いや、まだ自分が忘れたことはありません。まず教科書を見せてくれるという状況があったら、次回は教科書をお見せします」

という状況であったら、はいそうですね 何も物語がスタートしません。

まずは、こちら側が、相手が喜ぶことを提供していくこと

これが非常に重要になります。

5.営業についてのマインド

まず重要なのは数です

当たり前ですが、仲良くなった全員が仕事をくれるかといったらそんなことはありません。

確率の問題です。

投球数×打率=契約数 になるわけです。

打率を上げれば確かに効率はいいです。

しかし、それは非常に難しいです。

ここで、ちょっと横にそれますが、私が出会った友達の話をさせてください。

私は20代後半に婚活を頑張っていました。彼女いない歴は5年とかを超えかなり焦っていました。

一方、友達のAさんは、いつでも彼女がいます。いなかった時期ってあるんだろうか?という形で、いつも素敵な彼女がいました。

しかしぶっちゃけルックスがいいかというと、そうでもなく、またフリーターでしたので、財力があって、というわけでもありません。

恥を忍んで聞いてみました

「どうすれば彼女ができるのか全く想像ができない。どうやっていつもAは彼女をつくっているの?」

「うーん。ちなみに、みのるは今まで何回くらい振られたことがある?」

えっ!と思いましたが、なんとしても彼女がほしかった自分はここで恥ずかしがっている場合じゃありません

「4、いや5人くらい。。。」

「話にならんな」

ばっさりと切られました。

お前モテないなーと言われると思いましたが、真逆でした。

「そんな程度の人数では、話にならないよ。俺は今まで100人以上に振られている。

みのるは頭がいいから、どうやったら告白に成功できるか、とか効率を上げようとするけど、そんなん向こうの都合なんだからそう簡単に変えられないよ。俺たち別に顔がいいわけじゃないんだから、数こなす方が早いよ」

衝撃でした。

コツとか、方法とか、そういう「効率」をあげる方法は本とかで沢山紹介されているけれど、そんなのは「モテるやつ」が書いた本であって、俺たちは真逆の戦いをするべき

ということでした。

この考えはまんまフリーランスが何とか生きていく営業につながります。

6.まとめ

実績や高いスキル、差別化のポイントがある人は「モテる」人なので、今日の話は完全に忘れてください。

私のような超絶凡人かつ実績もなかった人間にとっては

仲良い人を増やす 信用を増やす 

それを沢山やる

このシンプルな形が重要です

提案営業ももちろん発展していくのに必要ですし、私はそういった営業活動のコンサルティングを行っています。

しかし、それは既に経験も実績も、看板もある企業が相手だからです。

皆様のお勤めの会社にはそのような武器があるから、知人じゃない相手にも買ってもらえる。

つまり「モテる」方のマーケティング戦略の方が、圧倒的に効率がいいです。

まずは、効率が悪くても、友達・知人の数を増やし、信用を集めていきましょう。

少しでも参考になったよ!という方、何卒SNSでのシェアよろしくお願いいたします。

泣いて喜びます 

本日もありがとうございました。

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