ここからはマーケティング活動の具体的な方法について考えていきます。
前回は、営業に関する考えた方や基本をお伝えしました。
そのなかで、「仲良い人を増やす 信用を増やす それを沢山やる」とお伝えしましたが、
じゃあ具体的に何をすればいいのか?
という事について考えていきます。
1.出会う人数を増やす
そもそも仲良い人を増やすってどうすればいいでしょうか。
まず前提として、出会う人全員とは仲良くなれません。
正確の不一致もあるでしょうし、それぞれの思惑もあります。
例えば、いくら「仲良くしてください」と言われても相手が詐欺師だったらお断りしますよね
コチラは友達になりたいのに、相手は男女の関係を求めてくるという場合も考えられます。
(モテる方に限る。ちなみに私は一度もありません)
つまり、出会う人数×仲良くなれる打率=仲良くなれる人数
となるわけです
まずは基本として、出会う人数を増やしていくという事が大前提で必要です。
相手を選り好みするよりも、まずは数です。※前回の投稿を参照ください

しかしながら、一定の法則はあります。
基本的に、人が集まるところには、その場の色があります。
例えば、テニス教室などスポーツ教室には、やはりアクティブな人が多くなります
アニメイトには、アニメやゲームなどのカルチャーが好きな人が集まります
そりゃそうだろ!!
って思うかもしれませんが、自分自身が仲良くなりたい人がどこに集まっているのか?という事を考えることが、マーケティング活動の第一歩となります。
その中で、会費も安くて、安心なのは商工会議所や商工会だと思います。年会費で1万円前後です。そして当たり前ですが、加入している人は全員経営者です。
入らない理由が見つかりません。
その他にも様々な団体がありますが、まずは会費が安いところからでもいいと思います。
オンラインサロンという手もありますね。
2.駆け出しフリーランスブランディング
駆け出しフリーランスブランディングとか造語を小見出しに書きましたが、これは簡単にいうと「どう見られるか」を意識しましょうということです
基本、人間は自分に似た人、共通点がある人と仲良くなります。
私は、ニュージーランドのカイコウラという町に住んでいましたが、日本人が4人しかいなかったため、「日本人」という共通点だけで友達になれます。
しかし、日本においては、日本人は沢山いますので、それだけではだめです。
スポーツ好きな人は、やはりスポーツ好きな人と話が合うし、
ゲームが好きな人は、ゲームが好きな人と話が合います。
では、駆け出しフリーランスはどんな人と仲良くなれたら最高でしょうか?
正解は「ギバー」です
ギバーとは「与える人」、正確性を無視するならば、以下の定義です
① 「公平」が好きな人 (もらいっぱなし、あげっぱなしはいや)
② 自ら率先して相手に親切にできる人
です。
このような方が相手なら、こっちが親切にすれば、いずれ親切が帰ってきます
すぐに仕事につながらなくても、仕事を紹介してくれたり、友達を紹介してくれたりするかもしれません。
ぶっちゃけ見返りなんてどうでもいいです。
とにかく「ギバー」とは反対の「テイカー」集団から離れたいです
テイカーは
① とにかく自分が得するのが一番
② 相手に親切にするなど損すると考えている
この層に親切にしても、つけこまれるだけです。
テイカーを避けて、ギバーに囲まれ、自分自身が投球数を重ねていれば、勝手に成功確定です。
そのためには、ギバーに好かれたい
ではどうすればいいか?
もうお分かりですね。ギバーと共通点がある人、つまり、ギバーになればいいわけです。
3.ギバーになるために必要なこと
ではギバーになるためには、何をすればいいでしょうか。
正解は
LRL(Listen receive Love)です
(ごめんなさい。今作った造語です)
方法自体はシンプルです。
①まず 聴く Listen
現在は情報発信者が過多です。みんな発信しまくっています。つまり受信者が圧倒的に足りません。
みんな自分の悩みを聞いてほしい、自分の投稿にいいね!してほしい、チャンネル登録してほしい、コメント欲しい
と考えているのに、これをしてくれる人が圧倒的に足りません。
まずは、身の回りの発信を聴きます。これはリアルでもオンラインでも変わりません。
② receive 受け止める
聴くだけでなく、その発信の裏にある「感情」を受け止めます。文字面や、投稿される写真、実際のお話だけでは、その先の感情まではわかりません。それを予測し、受け止めます。
③ Love 愛
最後は「愛」です。愛をもって行動します。
うん。急に胡散臭い。わかっています。
しかし、これがめちゃくちゃ大事です。
よく見られたい
見返りが欲しい
こういった下心をもってのリプやメッセージ、ボランティアはぶっちゃけバレバレです。
それでもないよりはましですが、
ここでは、何とかその感情を押し出して、完全に、100%相手にとってプラスになる事だけを考えて、発信をしていきます。
また、
「おせっかいかな」
と考えるのも「よく見られたい」の一部かもしれません。
まずは行動してみて、「いや結構です」と言われたら「おせっかいでしたすみません」でOKです。
フラれることを恐れてはいけません※前回の投稿をご覧ください
4.具体的なギブ
めちゃくちゃローリスクでハイリターンなのは、
「○○についてわからない」とか「これってどうやればいいの?」とか
顕在化している悩みに対して、知っていれば教えてあげることです。
これはシンプルに助かります。下心も感じません。
あるいは、ライトかもしれませんが、発信に対していいね!をする。
コメントをする。
これは発信者においては、砂漠で見つけたオアシスくらいの効果があります。
発信している人にとって一番つらいのは、
「誰も聞いてくれない」ことです。
発信に対してリアクションをし、場を盛り上げていける存在はめちゃくちゃ貴重です
発信だけでなく、活動も同様です。
「こども食堂」とか「ワークショップ」とか素敵な活動を行っているのに、誰も反応してくれないというのはつらいものです。
こちらも協力してあげましょう
5.フリーランスにとって最も必要な才能とは
今日の最後にフリーランスにとって最も必要な才能についてお話させてください
昔私が先輩から言われた言葉で
ビジネスの才能とは 「その場にいること」
凄腕経営者同士が、新しいビジネスを話していて、「あぁそれいいね面白そう」となったとします
凄腕経営者は当然めちゃくちゃ忙しいので、新規事業の種の段階に全力投球など不可能です
「まずは、いくらか予算を作って、誰かに試させるか」と考えます。
その時、その場に「自分やります」という人間がいれば、候補にあがります。
そして「信用」がたまっていたらほぼ決定です。
これは私自身、今まで何度も経験してきました。
私が実力以上の仕事を受注してきたときは、ほぼ例外なくこのパターンでした。
この偶然を必然にするには、前回からお話している通り
「仲良い人を増やす 信用を増やす それを沢山やる」
そしてこれを何時間やればいいでしょうか?
答えはこの投稿にありました。

おわかりですね?
そう1,000時間です。
本日もお読みいただきましてありがとうございます。
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よろしくお願いいたします。