フリーランスが何とか生きていく方法

フリーランスが何とか生きていく方法

1.何とか生きていくの解像度を上げる

フリーランスが何とか生きていくには、なにをすればいいでしょうか。

「何とか生きていく」ということの定義があいまいだと、不安すぎて前に進めなくなります。

何とか生きていくのには、月いくらお金が必要ですか?

まず最初に考えなくていけないのはここです。

ここをざっくりとしてしまうと、ビジネスプランが立てられません。

ここでは仮に40万円とします。年間480万円のイメージ

月に40万円を稼げればなんとかなるとした場合、あなたの作業に対する時給(給料ではありませんからチャージとします)はいくらで設定すればよいか

これを考えてみます。

そのためには、「月に何時間働ける(事業に費やせる)のか?」を明確にしなくてはなりません。

独立して、注力するならば、

1日8時間×20日=160時間 

と言いたいところですが、独立してすぐにこの生活をする人は非常に稀です。もちろん独立後すぐに軌道に乗る方もいますが、

だいたい1日10時間×25日=250時間くらい

というのが目安になります。

250時間あるということは、1時間1,600円で働けば40万円!!!

この発想からまず卒業しましょう。これは雇用されている立場です

2.ビジネスは「収穫」までの方が時間がかかる

ビジネスは農業と製造業のハイブリット

種を撒く、芽が出る、お世話をして成長させる、長雨や日照り、防風などの難関を超え、収穫ができて初めて収入が生まれます。しかもビジネスの場合、収穫はつまり受注ですから、ここから納品に向けて作業も生まれます。

1年目については、概ね6割が種まき(人脈作り・コンテンツ作り)、芽が出る(アポイントが取れる)、育てる(提案)、長雨や日照り、防風(要求のすり合わせ、コンペ)、収穫(契約)に時間が持っていかれると考える方が安全です。

 つまり250時間の60%=150時間は直接収入にはなりません。では残りの100時間で、40万円を作らねばならない。つまり作業に対する最低チャージは、1時間4,000円になります。

作業開始から納品まで工数が10時間(丸1日)かかるのであれば4万円、100時間かかるのであれば40万円となります。

仮にあなたが販売するサービスが平均単価1万円とするならば、そのサービスにかけられる最大時間は2.5時間となります。

例としてコンサルサービスと考えるならば、事前リサーチに1時間かかるなら、

90分1万円というイメージになりますね。

当然これをすぐに実現できるわけはありません。

シンプルに考えると以下の3つの能力が必要となります。

① 顧客から求められるサービス・商品を提供できる

② 顧客を集める

③ 続けられるメンタルをもつ

今後は、この3つについて深堀をしていきます。

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