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独立起業 開業

独立起業それ、ちょっと待った!!①

皆様こんばんは。埼玉県の中小企業診断士 高島です。

昨日の寒さから一転、本日はとても過ごしやすいですね。

今月は、製造業の商品開発、サービス業の商品開発、飲食業の商品開発と商品開発コンサルティング祭りです。

実際、自分は商品企画畑の出身ですから、とてもやりがいがあります。ちなみに商品開発といえば、地域特産品づくりなどもお手伝いしております。

さて、べったべたな宣伝はこの辺にして、「独立起業」について考えてみたいと思います。

以前、ブログで「うまくいかない人の共通点」なんてお話をしましたが、今回は「独立前にしておいた方がよいこと」に絞ってお伝えしたいと思います。

クレジットカードを作れとか、そういう手続き的な話はひとまずおいておいて、「助走」についてお話ししたい。

なぜならこれをやらなかった結果、独立起業直後に、売上が上がらないケースが多いです。

代表例は、そうです。私です。

独立直後、本当に仕事が無くて困った時代がありました。

なぜそういうことが起こるのかというと、独立ってタイミングの影響力が大です。

「独立するぞ!」って意気込んでいてもタイミングが合わないと中々踏み出せないものです。

今の仕事が突然忙しくなって、子供ができて、結婚することになって、、、etc

今一歩のところで、先延ばしになるケースが多いです。

意外にも独立する時って、すんなりと独立に至ることが多いです。これは私の周りに聞いても本当に多い。

というわけで、全く用意しておらず「えいやっ!」ってことになるわけです。

しかし、避けられるものならば、あの地獄は、できる限り避けてほしい。

どんな逆境にも自分はまけない!って方は読まなくてもいいと思います。きっとあなたは成功します。いや、嫌みではなく本心です。

 

① 貯金はありますか?

いきなり身も蓋もない質問ですが、開業資金以外に1年間は生活できる貯金がありますか?

これがないと、ほぼ確実に3か月後、精神不安定になってしまいます。

また、開業資金、運転資金は多めを見積もっておいて間違いないです。今だかつて無いほどのスピードで資金が減っていきます。

50万円くらいなら下手したら1ヶ月かからないくらいです。ですので目安として1年半から2年の生活費は確保しておきましょう。

 

② あなたの商品を誰かに試してもらいましたか?

 これも、大きいです。昨日ラーメン屋の話をしましたが、おそらくラーメン屋さんを開きたいと考える人は、自分のラーメンを誰かに食べてもらっているでしょう。マッサージやネイル、デザイナーも同様でしょうか。

 しかし、意外にもこれをやらずに、独立してしまうことがあります。これはかなりギャンブルだと言えます。私は、テストしてなかったので、大至急独立後テストしました。これについては、過去記事で詳しく書いています。

まず、自分の商品がどの程度のレベルなのか、客観的に判断してもらうことは絶対に必要です。

 

③ 家族の理解を得ていますか?

 忘れがちですが、これもマストです。ご家族がいらっしゃる場合、

はっきり言って独立はあなた一人ではできません。独立後1年間は休みが無いと思ってください。これは大げさでも精神論でもありません。休まないんじゃないんです。休めないんです。

仕事が忙しくて休めないという前向きなパターン以外にも、「売上があがらないことが不安で何かしていなくてはおちつかない」というネガティブな状況もあります。

おそらく、「今日休んでも、今月間違いなく暮らせるだけの収入が入ってくる」という自信が生まれるまで休めない(休まらない)と思います。

だいぶ長文となってしまいましたので、続きはまた明日書きたいと思います。